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Note

自分でも「藁の欠けた話」なのか「藁を欠いた話」なのか分からなくなるので、毎回どっちだったっけ……と唸っています。

因みにファイル名は「煉瓦」です。もうこっちにすれば良いのでは、と思わなくもない。

半月ほど前に上げた三本についての記事を書いていなかったので、ここに記しておきます。

幾分暴力的であったり、若干の性的要素を含んでいたりと少し毛色の違う話が多かったのではないかと思います。

(文章力の問題で描写自体は大したことありませんが)

ざっと読み返してみた限り、おそらくその原因となっている要素はそんなに大それたものではないと思うのですが。

何にせよ、審神者が普段から繰り返し言い聞かせていることはとてもシンプルで、その一つが「正直は美徳である」ということだったりします。

長谷部君は意図的に嘘を吐くような性格ではありませんが、本音を言うような性格でもないというか。

それは回想からも窺えることではありますが。

まあ結局、基本的に審神者の言葉というのは体の良い洗脳ですからね。

審神者自身が決して本音を明かさず時には嘘を織り交ぜもするのは、自身を美徳の側に寄せたくないからなのでしょう。

ただ長谷部君と同じ側に立ちたくない、という。それだけです。

  • 2017年5月30日

今回の新刊「Le banquet」ができるまでを書き残しておきます。

① ノートを用意

  A5方眼罫のノート。

  新刊のこと含めイベント関係のtodo管理もこれで。

  下半分のスペースには大きめの付箋を貼り、細々したtodoを管理。終わったら剥がしてポイ。

② コンセプトを決める

  全ての作業に関わってくる一番大事なところ。

  迷ったらここへ立ち戻る重要なページなので、簡潔に、だが分かりやすくを心掛けて設定する。

③ 本文の内容を決める・書く

※公開したくないところはぼかしています

  今回は8品=8篇で一つの話を構成すると決めたので、1篇ずつの内容を簡単にメモしておく。

  これは主に矛盾が生じないようにする為の作業だったので、詳細なプロットという感じではない。ただのメモ。

  このメモに基づいて本文を書きつつ、④以降の作業も進めていく。

④ 仕様を決める

  ポストカード+封筒、という仕様はコンセプト決定の前後には考えていたので、取り敢えずそれだけをメモ。

  それから枚数(普段でいうページ数)や用紙を決めていく。

  封筒は色々と探し回ってこれしかない、というものを見つけられた。

  最後に部数と価格を決定。これはデータがほぼ揃ってから〜注文後にやっと決まった記憶がある。

⑤ デザインを決める・作成

  コンセプトを見直しつつ、まず「どういう構成にするのか」を考える(左ページ)。

  今回は料理の写真を両面に配置し、裏面にテキストを置くことにした。

  構成が決まったらラフを描いてみる。ここでは裏面のラフを4種類描いているものの、ちょっとした理由で全て没になる。

  使う写真は「こういう写真が欲しい」というのを整理してから探す(右ページ)。

  正直ここが一番難航し、何度も投げ出したくなった。最終的には探してきた写真を自分で加工したりもした(色を変えたり)。

  因みに値札のページ。やっていることは新刊の②〜⑤と変わらない。

  イメージ(コンセプト)を決定→載せる内容を整理→仕様を決めつつデザインのラフを描く→作る。

  デザインの工程はこのノートの外であれこれ描いていることも多いので(そして作ったものを刷り出しては確認しているので)、ノートには残っていない部分が結構ある。

  緑色のが①で述べた付箋。

大まかな流れは以上。

こうして見ると、「本文を書く」が入る以外は普段何かをデザインする時と変わらない。

  • 2017年5月29日

家での予行演習。

初めてのイベント参加ということで、「やってみたこと」の振り返りをしておきます。

ディスプレイ関係がメインです。

効果があったこと

・見本は平積みではなく斜めに立てる

・値札は手書きではなくPCで作って印刷

・ポスターを作る(今回はB4)

 →ネットでよく書かれていた手法。初見の人に目を止めてもらえるように実行。

  素通りではなく、ポスターや頒布物を見てはもらえることが多かった。

  反面、値札に書いた本の詳細などはあまり読まれていなかったように思うので、値段+仕様+アイキャッチ用の一文、ぐらいで良いのかもしれない。

・見本はそれと分かるように置く(実際に売る分とは完全に分ける)

 →これは自分の好み、色んな人が立ち読みした冊子を売られるのが好きではない為。

  新刊・既刊ともに見本を見てくれた人はその後購入していってくれたので、立ち読みまで持っていければ買ってもらえるのかも?

・敷布を使う、頒布物が暗めの色なら明るい色

 →敷布は絶対欠かせない、見た目が格段に違う。

  新刊や既刊はどれも暗めの色なので、ベージュの布を選択。自分で縫ってそれっぽいものを作った。

  手元の部分にポケットも作っておいたらとても便利だった。

・一週間前から一日に一回程度、Twitterで告知

 →イベントのタグを使った&RTやfavをしてもらえたことで、普段のツイートに比べてインプレッションは3~5倍、エンゲージメントは10~20倍となった。

  より多くの人に周知されるように、という目的はおそらく達成されている。

効果があったか分からなかったこと

・ペーパー/名刺を無料配布

 →文フリ一般参加の時はペーパー等は比較的貰われているように感じていたものの、ABCD!ではその傾向があまりない様子。買わない人は無配も貰っていかない。購入者に頒布物と一緒に渡す、がメインとなった。

・約一週間前にサンプルとお品書きをpixivで公開

 →閲覧・ブクマはあったものの、実際の売上に影響があったのかどうかは不明。

  新刊のサンプルは全ページ数の25%を公開したが、構成上の都合で当たり障りのない部分のみ。

  既刊のサンプルは書き下ろし二本の冒頭数ページずつを公開した。

 「サンプルは長めに」という意見はどうしても受け容れられなかった。漫画と小説では違うのかもしれない。

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